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この冬試したいダークネイル8選。タイムレスなレッドからモダンなメタリックまで

冬のムードを一層盛り上げてくれるのが、グラマーにもゴシックにもなるダークなネイルカラー。深みのあるブラウンやレッドに、近未来的な煌めきを放つメタリックグレーなど、プロが推す今季の気になる8色をチェック。

この冬楽しみたい、海外ネイリストいち推しのダークネイルカラー

Photo: Greg Scaffidi/launchmetrics.com/spotlight

「ダークカラーのネイルは、いいレザーアクセサリーのようなものです」と今季のニューヨークファッションウィークでサンディー リアングSANDY LIANG)やスーザン アレキサンドラ(SUSAN ALEXANDRA)のショーでネイルを担当したホリー・ファルコーネは言う。「冬のダークネイルは特にシックで、この季節ならではのホリデーやイベントすべてに適しています」

また、ダーク系のネイルには目の錯覚を利用したトリックがある。ニューヨークを拠点に活動するネイルアーティストのジン・スーン・チョイによると、寒い気候では肌の色がブルーベース寄りになることがあり、意外な色合いのカラーが肌の自然なあたたかさを強調し、引き出してくれるのだとか。

「ダークカラーはどんな形や長さのネイルにも合います」と言うのは、マギー・ギレンホールやナターシャ・リオンをはじめとするセレブをクライアントに持つソニア・ベラクレフ。「よりエッジの効いたファッションが主流になってきているので、ダークなネイルがトレンド入りしているんです」。ファルコーネもチョイも、ベラクレフと同意見のよう。そんな3人が実際に日頃から愛用しているカラーを含め、この冬トライすべき8色をシェアしてくれた。

1. 秋冬の王道、ダークレッド

Photo: Matteo Scarpellini/launchmetrics.com/spotlight

冬はクラシックな赤よりももう一段階暗めのダークレッドにトライ。「深みのある赤はアイコニックなカラーで、流行り廃りがありません」と言うスーン。「モデルやファッショニスタの間で、最も評判の色です」。「妖艶なディープレッドは冬の定番」だと付け加えるファルコーネ曰く、ダークレッドをフレンチネイルに取り入れると、より一層センシュアルなムードを演出できる。一方でベラクレフは寒い日には濃い赤、暖かい日にはビビッドなクリムゾンなど、気温に合わせて色味を使い分け、さまざまなレッド系カラーを楽しんでいる。

2. コントラストが美しいリッチブラック

Photo: Filippo Fortis/launchmetrics.com/spotlight

オリヴィア・ロドリゴからダイアン・キートンまで、ここ最近あらゆるセレブがレッドカーペットなどで披露するようになったブラックネイル。テーラードスーツのように万人に似合うカラーだと説明するスーンは、リッチな黒ネイルは黒い服のように、さまざまな肌の色と美しいコントラストをなすと考えている。また、短めの爪に施す場合は、ツヤを出すトップコートを重ねるのがポイントだとファルコーネは伝授。マットではなく光沢感のある仕上がりにすると、どことなくエッジが効いていながらもクリーンな印象になるという。

3. ロマンティックなミッドナイトブルー

Photo: Matteo Valle/launchmetrics.com/spotlight

季節感にあふれ、冬のお決まりカラーとも言えるネイビーやミッドナイトブルーは、ほかのダーク系カラーよりもロマンティックな雰囲気を醸し出す。色を選ぶ上で注目すべき点は、ずばり「アンダートーン」。少しあたたかみのあるアンダートーンのロイヤルブルーなどにすると、冬でも温もりを感じる仕上がりになるとファルコーネはアドバイスする。

4. アースとジュエリカラーのいいとこどり、エバーグリーン

Photo: Filippo Fortis/launchmetrics.com/spotlight

クラシックなジュエルトーンのエメラルドによく似た“エバーグリーン”(ファルコーネの言う“ミッドナイトグリーン”)は、アースカラーのような落ち着いた印象を放つ一色。テイラー・スウィフトも長年オンオフともに愛用しているカラーで、トップコートでガラスのようなツヤ感を出すと、魅力を最大限に引き出せる。

5. ラグジュアリーなチョコレートブラウン

Photo: Alessandro Zeno/launchmetrics.com/spotlight

「リッチでメタリックの煌めきを取り入れたチョコレートブラウンは、この季節になると恋しくなる温もりやあたたかみを連想させるのに打ってつけです」とベラクレフ。「ひねりを加えたいけれど、できれば定番色に近いカラーにしたい。そういう人におすすめのラグジュアリー感あるニュートラルカラーです」。ラメなしのシンプルな仕上がりにしたい場合は、より深みのある色味を選ぶのがコツだと言うファルコーネは、冬はグレーがかったダークブラウンをニュートラルカラーとしてつけるのが好きだそう。

6. 近未来的なメタリックチャコール

Photo: Matteo Valle/launchmetrics.com/spotlight

昨年敢行されたビヨンセ「ルネッサンス」ワールドツアーや新たに展開されたラバンヌRABANNE)のビューティーラインの影響もあってか、ここ1年で旬のカラーとして着実に存在感を増したメタリックのチャコールグレー。特にベラクレフが「外せない」と言うブラックに近いホログラムネイルは、光が当たると七色に輝く、ほかにはない表情豊かなカラーだ。

7. ムード溢れるダークプラム

Photo: Alessandro Zeno/launchmetrics.com/spotlight

大人ゴシックなムードが漂うカラーを求めているなら、ダークなプラムやバイオレット系のパープルがおすすめ。セルフで上手に仕上げるために押さえておきたいカナレックからのワンポイントアドバイスは、フリーエッジ(白くなっている爪先部分)にマニキュアを重ね塗りすること。そうすればネイルが長持ちするのだとか。

8. 番外編:最旬ニュートラルカラーのモーヴ

Photo: Matteo Scarpellini/launchmetrics.com/spotlight

カナレック曰く、今冬は新ニュートラルカラーとしてソフトなモーヴに注目が集まっている。落ち着いた雰囲気が魅力の「ヴィンテージ風で控えめ 」なカラーで、どんなコーデにもマッチすること間違いない。「90年代に流行ったモーヴカラーが大きく復活しています。久しぶりに見る、懐かしいネイルカラーです」

Text: Arden Fanning Andrews, Audrey Noble Adaptation: Anzu Kawano
From VOGUE.COM

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